ゆっくり、気ままに

ゆっくり、気ままに、書きたいことを書いていきます。

GAS(google apps script)で客層データ入力ツールを作成しました(その1)

 皆さん、こんばんは。

今日はタイトルの通りgoogle apps script(以下、gas)を使った客層データ入力ツールについて紹介していこうと思います。

 

まず本筋とは関係ありませんが、このツールを作成しようと思った経緯についてお話ししたいと思います。ツールに直接関係ないので、読み飛ばしていただいても構いません(笑)

こちらのリンクで目次に飛びます。

お時間あるときに見ていただければと思います。

(※開発に夢中になってるときって時間ないかなと思うので(笑) )

 

  • 作成の経緯

きっかけ

昨今色々な場所でデータ分析が行われているかと思います。

まあ多くの場合、事象の因果を突き止めるためだったりとか、今後の戦略を練るためにとかで。

私の友人もその一人で小売業のデータ分析を行っていた訳です。

ただ少々困っていることがありました。データ分析のキモでもあるデータ収集です。

 

これまでのデータ収集方法

  1. 男女、年齢の書かれた紙を印刷
  2. 従業員に各マスに正の字を記入してもらう
  3. 紙を収集し、エクセル等の表計算ソフトにデータを転記

 

紙からデジタルにする工程はとても地味で大変な作業です。

が、とても重要な作業でこれが終わらないと本題の分析には入れません。

分析に時間を割きたいのに如何せんデータのデジタル化に時間がかかるなんとかならないか。

 

そんな状況を見て自分の持ってる知見でなんとか助ける事ができないかなと思いツール作成を始めました。

 

なぜGASを使ってツールを作り始めたか?

結論から言うと、お金をかけずにスマホでツールを実現させたかったからです。

 

 分析を行っている業界の収入の単価が一定で、一般の企業等と比べて努力でインを増やせるというものではありませんでした。

なので、そういった状況であったので出来ればコストをかけずにやりたいというものでした。

 

当初iPhoneアプリで実現する事も視野に検討をしていましたが、これは難しいと思い断念しました。

デベロッパーとしての登録料がかかる事、データ連携が大変そうである事が理由です。

デベロッパー無料枠でのトライもしましたが、制約が多く挫折しました泣)

 

で、偶々調べてて巡り合ったのがGASでした。

そんだけです。

 

以上が作成の経緯とGASを使ってツールを作成した経緯です。

 

ここまで読み進みていただいた方、読んでいただいてありがとうございます。

 

では本題に入ろうと思います。

 

 

 

  •  ツールのお話

Googleアカウントの準備

検索 でこのページに来る人の多くはGAS知ってるくらいだから、こんな説明無意味な気もするけど一応。

なんでもいいので検索エンジンgoogleとかbing」とかで「googleアカウント作成」と検索します。

f:id:now0-1:20181010222143p:plain

 

すると一番検索の一番上に大体こんな感じで出てきます。そしたらこれをクリックして案内通りに進めるとアカウントを作成できます。

ここの説明はまあざっくりと。

 

スプレッドシートを作成する

アカウントが作成できたら画面右上のアイコンからをクリック。

「ドライブ」をクリックする。

f:id:now0-1:20181010223217p:plain

 

 するとGoogleドライブの画面に飛びます。

「マイドライブ」をクリックするといくつかの項目がリスト形式で出てきます。「Googleスプレッドシート」をクリックします。

これで新規のスプレッドシートが作成されます。

f:id:now0-1:20181010224045p:plain

 

スプレッドシートに名前をつけるように求められるので適当に名前をつけてください。名前をつけたらキーボードでctrl(macならcontrol)とSを同時に押してスプレッドシートを保存します。

f:id:now0-1:20181010224806p:plain

 

Webアプリの作成

画面中央「ツール」から「スクリプトエディタ」を選択する。

f:id:now0-1:20181010225525p:plain

するとスクリプトの名前を名前を求められます。ここは適当につけてください。

同じく画面左上に「ファイル」タブがありますのでそこから「新規作成」→「HTMLファイル」をクリックします。

f:id:now0-1:20181010230020p:plain

f:id:now0-1:20181012233058p:plain

ファル名はテキトーに(とりあえず私はGoogle.htmlと名前をつけました)。「OK」ボタンを押します。

すると.html(拡張子がhtml)のファイルが作成されます。

このままだとこのHTMLファイルはブラウザから見れないので見れるように設定をします。

.gs(拡張子がgs)のファイルを開きます。(デフォルトだとコード.gs)ってのがあると思います。

 

ファイルを開くと、デフォルトでは

 

function myFunction() {

}

 

と書かれているかと思います。

これを

function doGet() {
var ts = HtmlService.createTemplateFromFile("Google").evaluate();
return ts
}

 

と書き換えます。

 

すると先ほど作成したGoogle.htmlが公開寸前の状態になります。

あとワンステップで完了です。

 

画面上部に「公開」というタブがありますのでそちらをクリックします。

すると幾つか項目が表示されるので「ウェブアプリケーションとして導入」をクリックします。

f:id:now0-1:20181012234839p:plain

 

すると以下のようなポップが現れます。

f:id:now0-1:20181012235315p:plain

ここでこのプログラムのバージョン管理や公開範囲、どのユーザとしてこのアプリケーションを実行するか選びます。ここはとりあえずデフォルトで進みます。

変えたくなったらいつでも変えられるので変えていただければと。

「導入」ボタンをクリックします。

f:id:now0-1:20181012235631p:plain

すると、公開しているWebアプリのURLが「現在のウェブアプリケーションのURL」という形で受け取れます。これはとりあえずコピっておいてください。コピッたら「OK」ボタンでを押します。

コピったURLをブラウザに貼り付けて検索してみてください。

するとこんな画面が表示されると思います。

f:id:now0-1:20181013000340p:plain

 

これが表示されればWebアプリの土台となるhtmlファイルの作成と公開が完了したことになります。

 

この次のところからいよいよWebアプリの仕組みの部分を説明していきます。

 

記事を書いていたら意外と長くなって徐々に書きづらくなってきたので、

次の記事に引き続き書いていこうかなと思います。

引き続きよろしくお願いします。

では。